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痛風・高尿酸血症の治療

痛風(つうふう)は、関節に激しい痛みをもたらす発作的な炎症で、血液中の尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が続くことで起こります。発作は突然起きますが、その背景には長年にわたる生活習慣や体質の積み重ねがあります。

「港町診療所」では、内科専門医が高尿酸血症・痛風の予防と治療を行っております。
安心して治療を続けられるよう、生活習慣の改善指導や薬物療法、定期検査を通してサポートいたします。

痛風・高尿酸血症についてのよくある質問

Q1. 足の親指が急に腫れてとても痛いです。痛風かもしれませんが、どの科を受診すればよいですか

A1.急な関節の腫れや強い痛みがある場合は、まず整形外科の受診をおすすめしています。 関節痛にはさまざまな原因があり、痛風発作と似た症状を示すこともあるため、整形外科で状態を確認し、必要に応じて検査を行います

Q2. 健康診断で尿酸値が高いと言われました。痛みはありませんが、受診したほうがよいですか

A2.痛みなどの症状がない場合でも、尿酸値が高い状態が続くと将来的に痛風発作が出る可能性があります。また、腎結石など他の内臓疾患を合併していることがあります。 このため、、内科でのご相談を案内しています。生活習慣の見直しや必要に応じた治療について、内科でサポートいたします。

Q3.痛風か関節炎か、自分では判断できません

A3.症状だけでは判断が難しいことが多いため、痛みがある場合は整形外科へ、痛みがなく尿酸値が高い場合は内科へという目安で受診していただくとスムーズです。 どちらの科でも必要に応じて検査を行い、適切な診療につなげます。

痛風・高尿酸血症の症状について

痛風発作は、以下のように突然起こるのが特徴です。

  • 足の親指の付け根が赤く腫れ、ズキズキと激しく痛む
  • まれに足首やひざの関節にも生じることがあります。
  • 夜間や早朝に急に発症することが多い
  • 触れるだけでも激痛が走る
  • 数日~1週間で痛みは引くが、放置すると繰り返す

この痛風の根本原因となるのが「高尿酸血症」です。尿酸値が高くても、症状がない“無症候性高尿酸血症”の段階で発見されることも多く、健診で指摘されて初めて気づく方も少なくありません。

痛風・高尿酸血症の原因について

尿酸は、体の新陳代謝によってできる「プリン体」という物質の分解産物です。尿酸値が高くなる原因には以下のようなものがあります。

食生活の影響

  • プリン体を多く含む食品の摂取(レバー、白子、魚卵、干物など)
  • アルコール(特にビール)の多飲
  • 糖質・脂質の過剰摂取

生活習慣・体質

  • 肥満、運動不足
  • ストレス
  • 腎機能の低下により尿酸が排出されにくくなる

遺伝的要因

  • 家族に痛風・高尿酸血症の方がいる場合、遺伝的に尿酸がたまりやすい体質のことがあります。

痛風・高尿酸血症と関連のある病気

高尿酸血症や痛風が見つかった場合、以下のような病気が合併していることがしばしばあります。

  • 腎障害(尿路結石・腎臓結石・痛風腎)
  • 高血圧・動脈硬化・心血管疾患
  • 糖尿病や脂質異常症などとの併発(メタボリックシンドローム)

これらの合併症リスクも含めて総合的な内科診療を行っています。また、関節の腫れに対して、整形外科と連携して対応ができます。

痛風・高尿酸血症の治療法について

急性期の痛みの対応だけでなく、再発予防と生活習慣の見直しまでを一貫してサポートしています。

1.痛風発作時の治療

  • 非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)による痛みのコントロール
  • 安静・患部の冷却などの処置

※発作時には尿酸値を下げる薬は開始せず、炎症が落ち着いてから長期治療に移ります

2.高尿酸血症の治療(長期管理)

  • 尿酸値を7.0mg/dL以下にコントロールすることが目標
  • 尿酸の産生を抑える薬(アロプリノール、フェブキソスタットなど)
  • 尿酸の排泄を促す薬(ベンズブロマロンなど)

薬は患者さんの腎機能・合併症・年齢を考慮して選択します。

3.生活習慣の改善

  • プリン体の多い食品を控える
  • アルコール飲料についてのアドバイス(プリン体摂取量を減らすための工夫)
  • 水分をしっかりとる(尿を増やし尿酸排出を促す)
  • 適度な運動と体重管理

無理な制限ではなく、続けられる方法を一緒に考えていきます。

所長より

痛風は、一度発作を経験した方にとって忘れられない強い痛みを伴う病気です。しかし、適切な治療と生活の見直しによって、コントロール可能な疾患です。

港町診療所では、高尿酸血症や痛風の治療を、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの他の生活習慣病と一体的に診るを対応しています。

健康診断で尿酸値が高めだった方、すでに痛風の発作を経験された方は、ぜひ当院にご相談ください。

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