糖尿病の治療
糖尿病は、血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が慢性的に高くなる病気です。進行すると合併症を引き起こし、生活の質に大きく影響を及ぼすことになります。しかし、適切な治療と生活習慣の見直しにより、健康的な日常生活を維持することが可能です。
港町診療所(横浜市神奈川区金港町、横浜駅きた東口Aから徒歩5分/神奈川駅から徒歩2分)では、地域のかかりつけ医として長年多くの糖尿病の患者さんの健康管理をお手伝いしてきました。
糖尿病治療についてのよくある質問
Q1. 食事制限は必ずしなければいけませんか?
A1. 厳しい制限ではなく、「バランスの良い食事」を目指していただきます。飲み物の種類を変更し、ご飯の量や間食を見直すだけでも大きな効果があります。
Q2. 薬は一生飲み続けるのですか?
A2. 生活改善がうまくいけば薬を減らしたり、やめたりできる場合もあります。ただし、自己判断で中止せず、医師と相談しながら進めてください。
Q3. 健康診断で糖尿病を疑われました。すぐ治療が必要ですか?
A3. 初期であっても血糖のコントロールは早めに行うほど、将来の合併症の予防に繋がります。また軽症であれば食事療法だけで対応できることもあります。ぜひ一度ご相談ください。
糖尿病の症状について
糖尿病には初期には自覚症状がほとんどない場合が多く、健診などでたまたま発見されることも少なくありません。しかし、以下のような症状が現れることもあります。
- 喉が渇く、たくさん水を飲む
- 尿の量が多い、頻尿になる
- 体重が急に減る
- 疲れやすい、だるさが抜けない
- 手足のしびれ
- 傷が治りにくい
進行すると、糖尿病性網膜症(視力障害)、糖尿病性腎症(腎不全)、糖尿病性神経障害といった三大合併症を引き起こすことがあります。
糖尿病の原因について
糖尿病には主に「1型糖尿病」と「2型糖尿病」があります。当院で多く見られるのは2型糖尿病です。これは以下のような生活習慣や体質が関係しています。
- 運動不足
- 食べ過ぎ(特に糖質中心の食生活)
- 肥満(特に内臓脂肪型肥満)
- ストレスの多い生活
- 遺伝的な体質
また、高血圧や高脂血症(脂質異常症)と併発していることも多く、メタボリックシンドロームの一部として扱われることもあります。
糖尿病の病気の種類について
糖尿病は以下のように分類されます。
1型糖尿病
自己免疫の異常などによって、インスリン(血糖を下げるホルモン)が出なくなるタイプです。若い方や小児にもみられインスリン注射が不可欠です。
2型糖尿病
生活習慣や体質によって、インスリンの効きが悪くなる「インスリン抵抗性」や、分泌不足が生じるタイプ。成人に最も多い糖尿病で、生活習慣の見直しが重要になります。
糖尿病の治療法について
当院では、患者様の病態や生活スタイルを考慮した治療を心がけています。
1.生活習慣の改善
- 食事療法・・栄養バランスを重視した指導を行います。糖質を減らし、たんぱく質や食物繊維をしっかり摂る工夫をします。
- 運動療法・・無理なく続けられる運動(ウォーキングなど)を推奨します。
2.薬物療法
- 経口血糖降下薬(メトホルミン、DPP-4阻害薬、SGLT2阻害薬など)
- ※インスリン注射
- ※GLP-1受容体作動薬(痩せる作用もあり、注目されている薬剤)
※当院ではインスリン注射の導入やGLP-1受容体作動薬の使用には対応していません。。
3.検査とフォローアップ
当院では以下の検査により、治療の効果を定期的に評価しています。
- 血糖値、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)測定
- 血圧、体重、腹囲測定
- 血中脂質、尿蛋白、腎機能検査など
症状が安定していても、定期的な通院と検査はとても大切です。
所長より
糖尿病を「コントロールできる病気」と捉え、患者さんと二人三脚で治療を行っています。大切なのは、日々の小さな努力の積み重ねです。定期的に通院してくださる患者さんの中には、食事と運動の見直しだけで薬を使わずに血糖が安定した方もいらっしゃいます。
港町診療所では、高血圧や脂質異常症、脂肪肝なども含めた総合的な内科管理に力を入れており、糖尿病だけでなく全身を診る医療を提供しています。
横浜駅・神奈川駅からのアクセスも良く、お仕事帰りやご家族の付き添いにも便利な立地です。どうぞお気軽にご相談ください。
